Kiriの競馬王への道程

競馬に関してあれこれ書きます

ディープ、キンカメが亡くなったということで

キングカメハメハが昨日亡くなったそうです。

ディープインパクトが先日亡くなり、衝撃が走ったばかりにも関わらず、まさかキンカメまで亡くなるなんて…

僕が競馬を初めて知ったのは、恐らくディープインパクトのおかげです。
自分がだいたい10歳とかそのくらいだから、まあテレビのニュースか何かで知ったんでしょう。
それほどディープは旋風を巻き起こしていた。

逆に言えば、そのたった1年前にダービーを制したキンカメのことは全く知りませんでした。
その名の通り、ディープの世間へ与える『インパクト』が別格だったということでしょう。

今考えたら、僕はキンカメならディープに勝てたんじゃないか、とか思ってしまうんですけどね!

とにかく、平成中期の競馬を揺るがし、数々の伝説を現役として作ったキンカメとディープ。
平成後期にも、お互い種牡馬として圧倒的な成績を両者残し続けたわけです。
この2頭の血が今の日本競馬界を支えているのは間違いない。

その2頭が亡くなった令和元年、もし、ディープインパクト産駒の中でも僕のなかでは最強の部類に入ると思われるフィエールマンが凱旋門賞勝ったりしたら、そりゃ涙なしには語れないですよ。

まあ僕はどっちかというと個人的にはキングカメハメハが大好きなんですけどね!笑






ということで、今回はディープとキンカメが亡くなったということで改めて僕の思い出深い馬をちょこっと紹介しようかなと。
短めにね!笑

ディープとキンカメは日本競馬の二大巨頭、でも僕にとってはほとんど記憶の無い世界での馬だったんですよね、現役に関しては。

そういった意味では、競馬を好きになった1番のキッカケの馬はこいつなんですね。



オルフェーヴル

もうこれはね、凱旋門賞有馬記念。これがすごく印象的だった。

凱旋門賞、これは挑戦1回目の時ですね。ソレミアに最後の最後で差されたやつ。
あれ、お父さんとテレビで見てたんですよ。別に僕もお父さんも競馬が好きだった訳じゃないけど、スポーツ番組的な感覚で見てたんですね。

最後の直線は、そりゃ声出しましたね笑
ありゃ誰もが勝ったと思ったでしょ!
あの負け方は、誰も声でなかったですよね、さすがに笑

でもね、その翌年の有馬記念で圧勝するんですよ、オルフェーヴル
で、ディープが引退レースの有馬記念で圧勝したのも何でか知ってたんですよね、そのせいもあって、『あぁめちゃくちゃ強い馬だったんだな』って、何か感動しちゃって。
僕が競馬にはまった本当のキッカケ、それは間違いなくオルフェーヴル凱旋門賞な訳です。

ちなみに、そのオルフェーヴルジャパンカップで勝ったジェンティルドンナも、幼ながら印象に残ってたんですよね~。



ディーマジェスティ

僕が初めて馬券買ったのはね、2016年の皐月賞なんですよ。(年齢はナイショ)
僕はね、確かサトノダイヤモンドに1000円、マカヒキロードクエストに200円ずつくらいかな、単勝賭けてて。
そんでね、友達はディーマジェスティに300円だけ賭けてたんですよ。
確か8番人気で単勝30倍ついてたんかな、ディーマジェスティ
そんなん勝つんかよ、って思ってたら、まあ見事に差しきるわけですよ。

初めての競馬で、僕は1500円負けて、友達はたったの300円が9000円になってるわけ。

競馬の恐さというか面白さというかね、そういうのを目の当たりにしたわけですよ!
そういう意味で、ディーマジェスティは印象深い馬ですね~。

ちなみに、その皐月賞で2着だったマカヒキ
僕は初めて見るダービーでこの馬を本命にして、見事に勝つんですよ!

皐月賞は恐らくサトノダイヤモンドをマークしての2着、ディーマジェスティは頭に無かったから差しきれなかっただけ。今度はディーマジェスティも頭に入るわけだから、皐月賞の豪脚を見る限り絶対にダービーは1着来れる!!』っていう予想。

まあそれがそうだったのかは分からないけど、結果当たるわけです。
このマカヒキも、僕が川田将雅騎手が大好きになるキッカケのレースなんで思い出深いですね。



③ロイカバード、アグネスフォルテ

これ何で2頭かっていうとね、2016年の京都新聞杯なんですけど、この2頭のワイドを買って、競馬を始めてから初めて的中したんですよ、これで。
だからこの2頭なんです。

ハッキリいってね、そのあとは両者全く成績残してないんですよ。
だからね、競馬ファンのなかでも、この2頭が印象に残ってるなんて言うのは僕くらいじゃないかな。

特にね、アグネスフォルテ。
これは改心の一撃だったんですよ。
9番人気でね、普通来ないですよ、こんな馬。
このレースまでに8戦しててね、馬券圏内はわずか2回ですよ。
さすがに重賞はハードル高い、普通はそういう見方する馬です。
でも2走前の大寒桜賞で2着してて、勝ち馬のレッドエルディストはその後青葉賞で2着してる馬だったんですよね。
そんで、そのレースの距離は京都新聞杯と同じ2200m。
ハマれば一発あるんじゃない?ってことで大穴で入れたら来ちゃうんですよねこれが!

これはいまだに改心の馬券、忘れられない初的中ですね~。



フィエロ

とにかくね、『関西の戸崎は買わない』って決めた馬がこいつですね。

いかにもな善戦マンって感じで、何度もG1で好走するんですけど、重賞すら勝ちきれないっていうね、ホントにずっと応援してた。

マイルチャンピオンシップですね、2016年の。
それこそ、状態も良さそうでいかにも勝ちそうな雰囲気あったんですけど、後方からの大外ブン回ししよったんですよ、戸崎。
あれは本当に頭来ましたね、たぶんフィエロファン全員同じこと思ったと思う。

そんでね、フィエロが結局重賞勝てずに引退ってなって。
あー、これ乗馬になれるかな?どうなっちゃうんだろ?って心配してたときに、『インドで種牡馬』のニュース。
いや、インドに競馬あったんかい!!

大好きな馬でした。



サトノアラジン

僕が今までで最も高配当を当てることができた馬がこいつですね。
サトノアラジン安田記念。2017年かな。

その日ね、一人で府中行ってて、行きの電車でお腹いたくなって、東府中で途中下車してトイレ駆け込んだんですよ。
あーよかった間に合ったと思って。
パンツ見たら付いてるんすよ、間に合ってなかったんですよ、全然。
これそのままはくのさすがにしんどいから、仕方なく前日はいてたパンツはいたわけですよ、ちょうど友達の家泊まってたから持ってたんですね。

まあそれだけでもだいぶ幸先悪いじゃないですか、でもね、競馬場ついて気付くわけですよ。『じゃけっとがねぇ!!』

前日お笑いのライブ出てて、その時に衣装として持っていったジャケット無くしてたのに気付いたんですよね、その時。
しかもそれ、大学生の月4万のバイトで買った、1万円のマルイのジャケットですわ。
もうね、最悪。最悪のスタート。

でもね、これがあったお陰で、逆に開き直って馬券買えたんですよね、こんだけ悪いこと起きりゃ、良いこと何か起きるでしょ!って感じで。

サトノアラジンは確か8番人気の15倍とかだったかな、でもね、良馬場の大外枠なら、必ず弾けるって信じてたもんで、こいつを迷わず軸にしたんですよ。
単勝500円と、サトノアラジン軸の3連複15点、合計たったの2000円。

これがね、5万円になるんだから、神様っているもんだね、本当に。
確か2着が9番人気のロゴタイプで、3着がレッドファルクスだったんですけど、最初レッドファルクスは切ろうとしてて、でも当時デムーロってG1で切ったら損しかしないような強運ジョッキーだったんで、切らなかったんですよね。
そんで、ロゴタイプは前年にあの全盛期のモーリスに勝ってたんですよ、だから切らなかった。

これだけ馬券が上手くいったのは、今のところこのサトノアラジン安田記念が1番かな、絶叫したからね、涙流しながら笑

周りの人、たぶん全く当たってなかったんですよ。
だからね、自分の声だけが響きわたってて、こいつ人生賭けてたんかってくらい、引かれただろうなぁ笑

あと、これで完全に川田騎手が好きになりましたね。

今年は絶対にリーディング獲ってほしい!





ということで、短めにと言いながらだいぶボリューミーにってしまいましたが、僕の特に印象に残っている馬はこいつらですね。
もちろん他にもいっぱいいますよ、ショウナンアデラとかアドマイヤデウスとかシュヴァルグランとかジュールポレールとか。

挙げたらキリがないけど、まあとにかくディープとキンカメによって築かれてきた時代が変わろうとしてるわけです。
下向いちゃいけません。

新たな時代を作っていく日本の競馬を、これからも見届けていきたいなって思った、そういう夏になりましたってこと。




長々とお付き合い、ありがとうございました!